全放送を見た僕がオススメするクレイジージャーニ出演者10選!!
皆さんはクレイジージャーニーという番組をご存知ですか?
その名の通り毎週クレイジーなゲストが出演して、その人に密着するという番組です。
最近は結構有名になりつつあるので、知ってる人も多いと思います。
僕はというと、毎週欠かさずに見ていて、いつも放送を心待ちにしています。
そこで今回は、クレイジージャーニーの全放送をみた僕が個人的に「この人の生き方なんかいいな!!」
と思った出演者を紹介していきたいと思います。
クレイジージャーニーを知っている人も、これから見ようと思っている人もぜひ参考にしてください!
目次
- 「洞窟探検家」 吉田勝次
- 「1300年で2人、千日回峰行」を成し遂げた 塩沼亮潤(大阿闍梨)
- 人生を犬ぞりレースに捧げる女性 本田有香
- 世界中の「奇界遺産」を撮影する 佐藤健寿
- 地球一周よりも長い43107kmをリアカーを引いて歩き倒した男 永瀬忠志
- 日本人で初めて「8000m峰全14座」を登頂した男 竹内洋岳
- 世界のタブーにされている危険地帯にガンガン踏み込む 丸山ゴンザレス
- 辺境作家 高野秀行
- アフリカの少数民族にハマる写真家 ヨシダナギ
- 北極に挑み続ける男 荻田泰永
- まとめ
「洞窟探検家」 吉田勝次
まだ一度しか出演したことがないのですか、強烈でした。
ダイビングならぬ「ケイビング(洞窟探検)」は見ていているだけで息がつまりそうでした。
「絶対人間が通るとこじゃないやん」と思うようなところもグイグイ進む姿はマジでヤバイです。
あとトークが本当におもしろい。
う○こを胸ポッケやヘルメットの内側に入れる話は一人で笑ってしまいました。
あとは左肩脱臼・頭部負傷にも関わらず、何十時間も自力で登ってきたり...
でも一番驚いたのは洞窟での体験談よりも、子どもが6人、孫が4人いるということでした。
「1300年で2人、千日回峰行」を成し遂げた 塩沼亮潤(大阿闍梨)
(修行の1つ、四無行を終え他の僧侶に支えられる塩沼亮潤)
この方もまだ1度しか出演されていないですが、やっている内容の過酷さはクレイジージャーニートップだと思います。
物腰がめちゃくちゃ低く、穏やかな感じなのですが、修行内容が人間の域ではないです。笑
その修行内容とは2つあって、
奈良県にある金峯山寺から大峯山の本堂までの超過酷な道のり、往復48キロを一年のうちに山開きされる120日間毎日、9年かけて1000日歩くという修行です。
単純計算で48キロ×1000日=48000キロです。
地球一周が40000キロですから、それよりも8000キロも多いのがこの1000日回峰行です。凄すぎます...
またこの修行をする条件がエグい。
修行する者は短刀を持ち歩くのです。そして修行をやめるときはその刀で自害する。
修行をやめる=死ぬ というくらいの気持ちでないとこの修行は達成できないという、伝統的な戒めがあるそうです。
もう一つは、行中は一切喋ってはいけない。
しかし、塩沼さんは一度修行中に喋ってしまったことがあるのです。
気になる方はぜひ、DVDで確認してください!笑
そしてもう一つ、
②四無行
これは食べず、飲まず、寝ず、横にならずというのを9日間続けるという修行です。
しかもそれプラス、仏様にお供えする水を井戸まで汲みに行かなくてはなりません。
ここまで行くともはや人間の域は超えていますよね。笑
人生を犬ぞりレースに捧げる女性 本田有香
マッシャー(犬ぞりをする人) として、カナダオーロラで有名なユーコン州で暮らしている方です。
番組の映像の犬ぞりに乗って、犬たちをあやつる姿はめちゃくちゃかっこいいです...
アラスカのフェアバンクスから、カナダのユーコン州ホワイトホースまでの距離約1600kmを10日間で犬といっしょに走り抜けるというレースです。
1600kmはだいたい東京から沖縄くらいの距離です。笑
このレースの過酷なところはレースそのもの、犬のご飯づくりや足のマッサージでマッシャーは十分な休憩が取れないというところです。
しかし、個人的に驚いたのは私生活でした。
なんかおしゃれな感じなログハウスは建築キットみたいなものを買ってきて、全部自分で組み立てたそうです...
一度クマが現れたことが有るそうなのですが、その対処法も「そんなん絶対逃げへんやろ!!」というような内容です。笑
また、スポンサー的なのは付いていないらしく、レースの出場費用・犬たちの食費は全て、ペンキ屋のアルバイトで得たお金でまかなっているそうです。
クレイジージャーニーの中でもとても魅力のある方なのでこの人の本を読んでみようと思ったので、本田さんの書いた「犬と、走る。」という本を読んでみたのですが、めちゃくちゃおもしろかったのでおすすめです!!
犬と暮らす毎日が冒険な本田さんは、2016年の第20回植村直己冒険賞を受賞したそうです。
まだ本田さんの回はクレイジージャーニーのDVDに収録されていないみたいなので、早く販売してほしいです...
世界中の「奇界遺産」を撮影する 佐藤健寿
丸山ゴンザレスさんとともに、クレイジージャーニーの顔と行っても過言ではないですよね。 やたらと女性人気が高いです。
(MCの松本人志さんいわく、丸山ゴンザレスさんはクレイジージャーニーの「不潔感担当」、佐藤さんは「清潔感担当」らしいです。笑)
個人的にクレイジージャーニーの出演者の中で一番好きです。
ぼくも写真を撮るのが好きなので、佐藤さんの独創的な作品はみてて参考になるな〜と思います。
佐藤さんの撮影する「奇界遺産」とはどんなものかというと、誰もみたことない・知らない・世界遺産よりも好奇心が揺さぶられます。
放送内で流れる映像も写真もどれもみていて飽きないようなものばかりです。
佐藤健寿ファンのぼくが激戦してオススメするとしたら...
「生肉を食す最果ての民族(ネネツ族)」
「世界の四大廃墟巡礼の旅」
「地獄の入り口 超絶したその光景とは?」
「アイスランド 『ペ○ス博物館』&神の洞窟撮影旅」
これらは絶対に見てほしいものです。(もちろん全部見てください!!)
あと佐藤さんといえば寝坊キャラですよね、絶対に集合時間に起きてこない。笑
ディレクターに対しても割と毒舌なのも面白いです。笑
「奇怪遺産」という写真集が売っているので、ぜひ購入してみてください。3千円以上しますが、値段以上の価値はあります。
地球一周よりも長い43107kmをリアカーを引いて歩き倒した男 永瀬忠志
「リアカーマン」と呼ばれている、リアカーに荷物を詰めて。世界を歩き倒す普通のおっちゃんです。
まず以下が永瀬さんがリアカーを引いて歩いた記録です。
○日本徒歩縦断
○沖縄島徒歩一周
○台湾徒歩縦断
○パラワン島徒歩縦断
○マレー半島徒歩縦断
○ジャワ島徒歩縦断
○スリランカ徒歩縦断
○タイ北部徒歩縦断
○南インド徒歩縦断
○モンゴル徒歩縦断
○タクラマカン砂漠徒歩縦断
○南アメリカ大陸徒歩縦断
○オーストラリア大陸徒歩縦断
○カラハリ砂漠徒歩縦断
○アフリカ大陸徒歩縦断(1回目)
○アフリカ大陸・サハラ大陸徒歩縦断(2回目)
1回目はリアカーごと荷物を奪われて、止むを得ず帰国したそうです。笑
合わせて43107km、地球一周分よりももうちょい長い距離を41年かけて歩いたそうです。
リアカーを引いて全部歩いてっていうところがクレイジー過ぎますよね。笑
普段は高校の講師をしていて、旅の資金を集めているのだそうです。
まだ一度しか出演していないですが、めっちゃ印象に残っています。
クレイジージャーニーのDVDVo4に永瀬忠志さん、リアカーマンの回が収録されているので、ぜひ見てください!
日本人で初めて「8000m峰全14座」を登頂した男 竹内洋岳
世界に14つある8000m級の山を全部登ったと聞いたら、めちゃくちゃごつい巨漢を思い浮かべますが、意外とひょろっとした人なのが、もうクレイジーでした。
酸素ボンベは持って行かずに無酸素で、しかもあえて難しいルートを選んで登るのがポリシーなのだそう...
もちろん、8000m峰全14座を制覇したという記録は凄いことだと思います。
でも、僕が個人的に「この人クレイジーだな〜」 と思ったのは、登山に対する哲学的な考え方です。
とくに「登れた自分も登れなかった自分も、その山の歴史に刻まれる」という言葉はかっこよ過ぎます。
しかもそれを淡々と堂々と言っていました。笑
ぼくは竹内さんの考え方にとても興味があるので、今度竹内さんの本を読んでレビューしたいと思います。
世界のタブーにされている危険地帯にガンガン踏み込む 丸山ゴンザレス
おそらくクレイジージャーニーで一番人気があると思います。
世界各国のスラムや、メキシコの麻薬カルテル、武器密造所からアメリカの地下住人など世界でタブーにされているものをガンガン調査する旅はまさに「クレイジージャーニー」です。
というか丸山ゴンザレスさんのためにあるような言葉だと思います。笑
ルーマニアのマンホールタウン
アフリカ最大のスラム、キベラスラム
メキシコの麻薬戦争の実態
バングラデシュの世界中の廃船が集まる船の墓場
ラスベガス・ニューヨークの地下住人
などなど
数の数の危険地帯に足を踏み入てれいますが、ぼくがダントツでやばいなと思った回は、メキシコの麻薬戦争の実態に迫る回でした。
おそらくクレイジージャーニー史上一番衝撃を受けた回です。
この回を見て「さすが丸山ゴンザレスだな」と思いましたね。笑
丸山ゴンザレスさんの回はお笑い的にも面白いです。
ルーマニアのマンホールタウンの回で犬のう○こを踏んで、草になすりつけてるシーン
同じくルーマニアで、マンホールタウンに潜入する際に自分の体がつっかえてイライラしているシーン
奇界遺産の佐藤さんが英語がペラペラというのに対抗してか、通訳に頼らず自分で話すようになったという話
番組出演での反響はどうか聞かれて、ゲイの方からツイッターで「可愛い」というDMが届くようになったと答えたシーン
これらは一人で見ていても笑いました。笑
ゴンザレスさんの放送はどれも絶対面白いのでぜひ見てください!!
辺境作家 高野秀行
さっきの丸山ゴンザレスさんも大ファンらしいです。
作家として、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」
をポリシーにしているのですが、本当に誰も思いつかない、思いついてもやらないことばかりです。
コンゴに住むムベンベというUMA(未確認生命体)を探しに行ったり
反政府の小民族ゲリラが支配する幻の西南シルクロード(中国成都〜ビルマ(現在のビルマ)を経由してインドのカルカッタまで)を徒歩で歩こうとしたり
内戦で3国に分断されたソマリアのうちの一つ、ソマリランドに行ったり、
ビルマのワ州という当時では世界最大規模の麻薬製造地帯で、アヘンを育てたり
クレイジージャーニーではトップクラスのクレイジーだと思います。
西南シルクロードの旅では、中国公安に拘束されたり、ソマリランドの放送回では高野さんが実際にテロリストに襲撃されている現場の映像が流れていましたよね。
クレイジーすぎる...
高野さんの著書、
「アヘン王国潜入記」
「西南シルクロードは密林に消える」
「謎の独立国家ソマリランド」
「幻獣ムベンベを追え」
「アジア未知生物紀行」
はめちゃくちゃおもしろいのでオススメします!!
アフリカの少数民族にハマる写真家 ヨシダナギ
現地の民族と同じ格好をして、写真を撮るというスタイルの写真家。
そしてタトゥーがかっこいい。
世界一おしゃれな少数民族と言われているスリ族の撮影旅でも、最初は警戒していた村の人たちも、彼らと同じような格好になった途端、態度が変わってみんな笑顔になるのは本当に不思議でした。
最初は、アフリカの裸族や少数民族の写真を取ろうとしても、お金を請求されたり、あくまでもビジネスとしてでしか対応されなかったそうです。
しかし、色々考え「自分も脱いで、彼らと同じ格好になってみよう」と思ったのが、ヨシダさんがこの撮影スタイルを始めたきっかけでした。
世界で近代化が進み、今でも伝統を守り先祖と同じ格好をして暮らしている民族が減少している中で、彼らの自然な生活を世界中に届けられるヨシダさんは、とても貴重な存在だと思います。
「同じ格好になったら、心を開いてくれる」というのは、学問的にもおもしろいです。
著書「ヨシダ,裸でアフリカをゆく」はヨシダナギファンなら絶対買うべきです!!
北極に挑み続ける男 荻田泰永
荻田さんは北極点を単独で目指す旅をしています。
永遠と続く雪原を歩くVTRは見てるだけで怖いです。
荻田さん本人も、セスナで降ろしてもらったあと、恐ろしくて泣いてしまったことがあるそうです。笑
持って行く荷物は食料含めてなるべく軽量化して、15kgほど太らしてから出発するそうです。
出発前と帰国後の写真がコラ画像みたいで一人で笑いました。笑
テントの近くにシロクマが近づいてきたときは「コラーーーーーー」と叫び追い払うのを見て、「クレイジーだ」と思わざるを得ませんでした。笑
一番驚いたのはそれにかかる費用。
セスナや装備、食料代だけで。一回の旅あたり約3000万円ほどかかるそうです...
資金はクラウドファン二ングでスポンサーを募ったり講演会をして、貯めているそうです。
ちなみに荻田さんの放送回はクレイジージャーニーの DVD第四弾に収録されています!!
まとめ
いかがだったでしょうか!!
正直、10人に絞るのは難しかったです。笑
この番組はまだまだ続くと思うので、これからもっとすごい人が出て来るかもしれません。 めちゃくちゃ楽しみです。...
みなさんの好きなクレイジージャーニーの出演者は誰ですか?
ぜひコメントしてください!!!