百田尚樹の「今こそ、韓国に謝ろう」がおもしろすぎる件
本屋さんに行った時に、こんなタイトルの本がありました。
「今すぐ、韓国に謝ろう」
とてもユニークなタイトルなので、思わず購入。
こんなタイトルの本の著者が「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」で有名な、百田尚樹氏ということに驚きました。
百田氏といえば、テレビ番組や講演会、ご自身の著書でも韓国の「従軍慰安婦問題」、中国の「南京大虐殺」といった問題に対して、否定的な意見の方です。
ちなみにぼくも、この二つの問題は戦後日本人に対して「自分たちは戦争を犯した、ひどい人種なんだ」ということを植え付けるためにGHQが捏造した歴史であると思っています。
そんなこともあり、「百田さんもついにそっち側にいってしまったのか...」
と思っていたのですが、それは大きな間違いでした。
そしてそれと同時に「確かに日本人たちは韓国(北朝鮮を含める朝鮮半島)の人々にひどいことをしてきた。これは謝罪しなければ!」と思いました。
そして、なぜこの本のタイトルが「今こそ、韓国に謝ろう」なのか、この本で紹介されている、「日本が朝鮮にしたひどいこと」のいくつかをみなさんにお伝えしたいと思います。
目次
子供達の自由を奪った
日本に併合される前の韓国には小学校がわずか40校しかありませんでした。
そのため教育が子供達全員に行き渡ることはなく、文盲率も90%を越していました。
しかし日本が韓国を併合した後、日本は学校を増設し、子供達に教育を「強制」しました。
これは他ならぬ嫌がらせです。
日本は教育により子供達から自由を奪いました。たとえそれにより識字率が上がり国が栄え、朝鮮の人々が豊かになろとも、日本人が勝手にやったことなのです。
たとえ国が栄えようとも、朝鮮人の意向を無視して行ったのです。非人道的です。たとえ国が栄えようとも。。。
嘗糞の禁止
嘗糞ってなんだかわかりますか?
そうです、読んで字のごとく「う◯こを舐める」という行為です。
かつての朝鮮では民間療法で嘗糞がありました。
便の味でその人の体調がわかったと言います。
「苦かったら健康」「甘かったら不健康」といったように。
今でもトンスルという人糞が原料のお酒があります。
我々にとっては考えられない不潔なことに見えても、これは彼らにとっては立派な文化の一つでした。
しかし、日本は「衛生概念の違い」という傲慢な考えでこの文化を廃止してしまいました。日本人の勝手な判断で文化がなくなる。確かにこんなことはあってはなりません。
たとえ廃止することによって感染病が防げても。。。街が清潔になり住みやすくなったとしても。。。
農業国を工業国にして、国を豊かにしてしまった
李氏朝鮮時代、韓国は農林水産業が80%を占めるいわゆる第一産業国家でした。
しかし、日本は韓国の工業化を進め、工業・農業共に同じ比率ぐらいにまで高めてしまいました。
つまり、日本は韓国の産業形態まで変えてしまったのです。
ではなぜ日本はそんな頼まれてもいないようなことをしたのか?
それは当時のアジア情勢を見ればわかります。
ロシアや中国、他の列強は皆、朝鮮を狙っていました。
日本は自国の安全保障のために、3000万円(当時のレートで)という巨額の投資をして、朝鮮に強い国になってもらおうと思ったのです。
つまり日本は自分の国の安全保障のために、朝鮮の産業形態を変えたのです。
たとえそれにより経済が潤っても、人口が増えても、雇用が増えても。。。
いずれも韓国人が望んだことではありません。
韓国の反日と「作られた」従軍慰安婦問題
「なぜ韓国人は反日なのかな?」
と誰もが思ったことがあるはずです。
そして、「日本人は韓国の人々にひどいことをした。だから日本が嫌いなのは仕方がない」
と無意識に感じていると思います。
そう意識させる最たる例が「従軍慰安婦問題」です。
今でも韓国は日本政府に「従軍慰安婦問題を含む今までに日本が韓国にしてきたこと」に対して謝罪・賠償しろと要求しています。
日本人の中にも「謝れば住むことじゃないか」と思う人もいると思います。
実際に元総理の方が「土下座」したという信じられないようなニュースもありました。
しかし、日本の韓国に対する賠償は(賠償しなければならない事実があったかどうかは別として)1965年に締結された日韓基本条約で「最終的かつ完全に」済まされているのです。
なので、今の日本は韓国に対してなんら謝罪・賠償しなくても良いのです。
しかもこの「従軍慰安婦問題」は敗戦後約40年、当の韓国人すら声をあげるものはいませんでした。
しかし1971年に朝日新聞のある記者が、従軍慰安婦に関するある本を出版しました。
この時に、「従軍慰安婦」という言葉が世に広まったと言われています。
そしてそれから、韓国政府は日本に謝罪・要求し始めたのです。
僕にはこれは「韓国政府はただ賠償金という名目で、お金が欲しいだけなのではないか」と思ってしまいました。
確かに「従軍慰安婦」は存在しました。戦争と性は切っても切り離せない関係です。
しかしそこに強制性があったのかというと「?」という感じです。
当時の慰安婦は日本の陸軍大将よりも給与をもらっていたという記録もあります。
これのどこが奴隷なのでしょうか。
これが「従軍慰安婦」の真実です。
なぜ嫌いな国の文化を自分の国が起源だというのか
「今こそ、韓国に謝ろう」にも紹介されている「日本文化のほとんどが韓国起源説」。
百田さんはこれを「ウリジナル」と呼んでいます。
そのウリジナルには様々あり、茶道、華道(生け花)、歌舞伎、、演歌、寿司、ソメイヨシノ(桜)など枚挙に暇がありません。
僕はこれを知ってこう思いました。
「なぜ嫌いな国の文化を自国が起源」だと主張したがるのか?
それに対する疑問は百田さんの一文で深く納得しました。
併合時代に日本人が朝鮮人に与えたものは数多くありますが、実はその一番大きなものは「劣等感」ではなかったかと思います。
三十五年間にわたる併合時代に、朝鮮人は嫌といほどそれを刷り込まれたのではないでしょうか。
このコンプレックスをはねかえすためには、「優れた文化と思っていたものが、実は朝鮮が発祥だった」と思うしかなかったのかもしれません
(百田尚樹:「今こそ、韓国に謝ろう」)
これを読んだ時にハッとしました。
劣等感でもない限り、明らかに他の国の文化を「それは自分たちの国の文化だ!」とは主張しませんよね。。。
まとめ
この本は全7章に分けられていて、
1.踏みにじられた朝鮮半島
2.伝統文化の破壊
3.「七奪」の勘違い
4.ウリジナルの不思議
5.日本は朝鮮人に何も教えなかった
6.慰安婦問題
7.韓国人はなぜ内政干渉をするのか
という構成になっています。
上で述べたのはどれもそれらの一部なので、ぜひ手にして読んでいただきたいです。
きっと「なるほど!」「だからこうだったのか!」と深く納得できると思います。
日韓の外交問題が騒がれる中、曖昧な知識を捨てて、正しい知識をつけることが重要であると、僕は思います。。
日本が韓国にした本当のこと、韓国が反日である理由がわかるので、百田尚樹さんの「今こそ、韓国に謝ろう」、オススメです。
(参考文献:百田尚樹「今こそ、韓国に謝ろう」